〒849-2204
佐賀県武雄市北方町大崎1318-1
電話    0954-36-0467

経鼻内視鏡検査(食道・胃・十二指腸内視鏡検査)
●検査の予約
●検査手順
経鼻内視鏡検査とは、

「鼻からの内視鏡検査」のことをいいます。検査では直径わずか5.9mm、従来の内視鏡スコープのおよそ半分の先端径の経鼻内視鏡のスコープを鼻から入れて、食道から十二指腸まで観察します。口から内視鏡を入れる場合(図左)は、舌の奥を押されて「オエッ」となる咽頭反射(いんとうはんしゃ)が起こります。ところが、この経鼻内視鏡検査(図右)では、鼻から入れる場合は舌の根元に触れないので、ほとんど吐き気をもよおすことなく検査することができます。
●検査の必要な症状

主に、胸やけ、みぞうちの痛み、お腹の張っている感じ、空腹時の不快感、食後の胃もたれ、食欲低下、体重減少、貧血などの症状をお持ちの方に検査をお勧めします。希望される方は、ほほんどの方に行うことができます。(状態によっては、検査ができない場合もありますので、診察の上慎重に判断させていただきます。)

●検査の予約

検査は月曜〜土曜日に行っています。
お電話、メールでご希望の時間をご連絡ください。
*糖尿病の薬、血液をさらさらにする薬など飲まれている方は、事前にご連絡ください。

問い合わせ

検査予約受付
TEL:0954-36-0467
FAX:0954-36-0472
E−Mail:matsumotoclinic2@yahoo.co.jp
●検査を受ける前の注意点

検査当日はできるだけ予定を入れず、時間に余裕を持ってお越しください。緊張をやわらげるお注射を希望される方は眠気を覚ますのに約1時間くらいかかります。
そのとき、車での来院は控えてください。
●検査を受ける前の手順


@検査の前夜は、夜9時以降飲んだり、食べたりしないでください。当日の朝は、何も食べずにコップ1杯の水を飲んできてください。
A来院されたら、受付後トイレをすませてください。(女性で口紅をつけている場合はふき取ってください。
B検査前に診察・問診をします。
C検査室に入室していただいて、上着を脱いで、メガネ、入れ歯をはずし、胃をきれいにする薬を飲みます。
D鼻腔に局所血管収縮剤をスプレーします。
E麻酔薬を塗ったチューブを鼻の中に入れ局所麻酔します。
F検査のベットに横になって、カメラを飲みやすくするために、のどの麻酔をします。
E肩に注射をして、胃の動きをやわらげます。また、希望にあわせて緊張をやわらげるお注射をします。


●検査の実際



前処置を行った片方の鼻の穴から内視鏡を挿入します。この時、違和感はあるものの、鼻からの通り道 ( 中鼻道など ) に痛みを感じることはほとんどありません。検査時間は7〜8分くらいです。脈拍数、呼吸状態をチェックしながら検査を行います。検査では、食道・胃・十二指腸の内部を十分に観察するため、中に空気を送り込み胃を膨らませます。このとき、お腹が張ってきて苦しくなります。そのため、できるだけ肩の力を抜いて、ゆっくり口で息を吸い口から吐く呼吸を繰り返します。口に中のツバは飲み込まず、顔をやや左下に向けダラダラと垂れ流します。ゲップはできるだけがまんします。

検査では、病気が疑わしい場合、胃粘膜から組織を採取して調べます。痛くはありませんが、2mmくらいの小さな傷ができます。すぐに治りますが、検査後2〜3日間は刺激物を食べるのを避けてください。


●検査の終わった後
鼻からの内視鏡検査の場合、鼻腔(びくう)への局部麻酔を行いますが、麻酔から覚めるのも早く、ほどなく日常生活へ復帰できます。通常の口からの場合、1〜2時間は食事ができませんが、鼻からの検査の場合は検査終了後30分〜60分で、水を飲んだり食事をすることができます。
原則、注射を行わないので、麻酔が覚めて体の状態がもどれば車の運転もすぐにできます。

●検査の説明

検査が終了後、検査結果を説明します。病理結果につきましては、約1〜2週間後に結果をお伝えします。お分かりにならないことがありましたら、ご遠慮なくお尋ねください。

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