大腸カメラ(大腸内視鏡検査)
●検査の予約
●検査手順
大腸カメラとは、
正式には「大腸内視鏡検査」と呼ばれています。大腸内視鏡検査は、内視鏡を肛門から盲腸までスコープを挿入し、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸の順に観察する検査です。検査では、約10mmほどの柔軟なスコープを使って大腸を観察します。
●検査の必要な症状

腹痛、血便、細い便、便秘、下痢、お腹の張っている感じ、食欲低下、体重減少、貧血などの症状をお持ちの方に検査をお勧めします。特に、血便の方は、“大腸癌”の可能性もあり、安易に“痔”と判断せず、検査を受けられることをお勧めします。希望される方は、ほほんどの方に行うことができます。(状態によっては、検査ができない場合もありますので、診察の上慎重に判断させていただきます。)

●検査の予約

検査は月曜〜土曜日に行っています。(基本的に午後行っています。)
お電話、メールでご希望の時間をご連絡ください。
*糖尿病の薬、血液をさらさらにする薬など飲まれている方は、事前にご連絡ください。

問い合わせ

検査予約受付
TEL:0954-36-O467
FAX:0954-36-O472
E−Mail:matsumotoclinic2@yahoo.co.jp
●検査を受ける前の注意点

検査当日はできるだけ予定を入れず、時間に余裕を持ってお越しください。緊張をやわらげるお注射を希望される方は、検査終了後眠気を覚ますのに約1時間くらいかかります。
そのとき、車での来院は控えてください。

●検査を受ける前の手順
@検査の前日は、消化の良い食事を取ってください。(お粥、うどんなど)特に、消化の悪い食事(お肉、きのこ、こんにゃくなど)、たね類の入った食事などは控えてください。
A前日にあらかじめ下剤を飲みます。(便秘など排便状況によっては、下剤が増量することがあります。)
B当日の朝には、絶食で水に溶かした下剤を2リットルを、約2時間で飲み、便がかすのない透明な水様便になるのを待ちます。なるべくその間は歩行したり体を動かしたりします。この下剤を飲み終わっても便が出にくかったり、便がにごっていたり、色が濃かったりする場合、浣腸するか、下剤を1〜2リットル追加で飲むことがあります。
(なお、クリニックで飲まれる場合は朝から、自宅で飲まれる方は前処置終了後から、来院していただきます。)
C前処置完了後、検査室に入室していただいて検査着に着替えます。
D検査のベットに横になって、検査を受ける準備をします。
E肩に注射をして、胃の動きをやわらげます。また、希望にあわせて緊張をやわらげるお注射をします。
●検査の実際

大腸カメラの検査時間は15〜20分くらいです。脈拍数、呼吸状態をチェックしながら検査を行います。検査では、左横向きの体位で開始し、内視鏡のスコープが肛門から挿入され腸管を進んで行く際、中に空気を送り込むため、お腹が張る感じ、下から押し上げられる感じがすることがあります。できるだけ力が入らないようリラックスします。途中から、体位は仰向けになり、場合によっては、右横向き、腹ばいになります。スコープが盲腸に到達した時点で、観察を開始します。観察時はくまなく腸管を観察するために、腸管に十分空気を送り込む必要があり、お腹の張る感じが強くなりますが、おならは我慢せず出されてかまいません。

検査では、病気が疑わしい場合、大腸粘膜から組織を採取して調べます。痛くはありませんが、2mmくらいの小さな傷ができます。すぐに治りますが、検査後2〜3日間は刺激物を食べるのを避けてください。

●検査の終わった後

点滴が終わり、目が覚めるまで安静にしていただきます。空気が腸に残るのでお腹が張った感じ、鈍い痛みがあるかもしれません。ガスがでれば治りますので心配いりません。検査終了後、特に処置がなければ、食事をされてもかまいません。

●検査の説明

検査が終了後、検査結果を説明します。病理結果につきましては、約1〜2週間後に結果をお伝えします。お分かりにならないことがありましたら、ご遠慮なくお尋ねください。

〒849-2204
佐賀県武雄市北方町大崎1318-1
電話    0954-36-0467

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