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Q8:ストレスを感じたときに腹痛、排便などの症状が悪化するのですが・・・

A:繰り返す腹痛、便通異常を出現する病気として「過敏性大腸炎症候群」があります。「緊張」や、「不安」などの精神的ストレスによって、ひきおこされる「腹痛」と「便通異常」をおこす症候群で、胃腸の不調を訴える人の50%の人に出現します。しかし、が出たり、下血したり、体重が減少したりする場合、特定の食品で症状が出る場合、寝ている間も症状がある場合は、ほかの重大な病気を疑う必要があります。過敏性腸症候群というためには、「クローン病」「潰瘍性大腸炎」「大腸癌」など重大な病気のないことを確認する必要があり、このような症状があれば大腸検査をおすすめします。(検査は予約制となっていますのでお気軽に当クリニックのスタッフにお尋ねください。)治療としては、胃腸の機能を調整する薬、下痢のひどいときは下痢止め、抗コリン剤、ストレスに対する向精神薬などの服用と、食生活の改善、生活習慣の改善など、自分自身による、生活の管理が大切です。飲酒や喫煙を控え、ストレス解消に努めましょう。


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